こんにちは!
CO-REVO合同会社の相川です!
前回の記事からスタートしました「マーケティング勉強会」ですが、割と楽しく学べているので頑張って続けてみようと思います〜
前回のテーマは「比較」でしたが、今回のテーマは「五感」です!
例えば、、
視覚:ロゴ、デザイン、色、フォント
聴覚:音楽、商品から出る音
味覚:商品の味、食べられるおまけやプレゼント
嗅覚:売り場の香り、商品の香り
触覚:質感、形状、素材、売り場の材質
などが挙げられます。
確かに上記のものは商売をする上で、皆さんこだわるポイントかと思われますが、モノを売る中で視覚を刺激しているものよりもさらに聴覚。そしてさらに味覚。そしてさらに嗅覚。そして、、、という風に多くの感覚に訴えるブランドの方が売れるとされているそうです。
ここから私の実体験を挙げるとすると「おしぼり」が浮かんできました。少し良さげなレストランに行くと「このおしぼりなんか他のと違うな?」と感じられた事ありませんか?
私はレストランやテイクアウトのパン屋さんなどでこだわりのある「おしぼり」に遭遇するとテンションが上がります!まずは触覚、「あれなんか手触りも良くて分厚いぞ?」そして嗅覚「ふんわりいい匂いがする!」そして視覚「なんかウェーブしていてオシャレ〜、、あれ?よくみたら日本製じゃん!!」そして味覚、、とまではいきませんが。
このように感覚に訴えてくる商品は嬉しい気持ちになりますし、またリピートしたい!と思える訳です。
さらに、一つ一つ分けて考えてみましょう!
【視覚】で訴える
シンプルにわかりやすいデザイン

こちらの「視覚」についてはなんとなくわかるかと思います。ロゴマークやチラシ、HP。店舗のレイアウトなどがありますね!
シンプルかつわかりやすいデザイン、
よくチラシを作る際に「契約書か!」と思わせるような細かく詳細を載せたチラシを見かけますが、まず見られません。。ポイントをまとめて文字だけではなくイラストや写真などを活用した方が見やすいですよね。
あれも載せなきゃ!トラブル回避のためにこれも。あとは注意書きを書いて。。
ダメです。
抽象的でもいいので、シンプルに。
そして見た人に「考えさせる」ことが非常に大切です。
前回の記事でもありましたが、人間の脳は「判断」を好まなく「比較」が大好きです。
さらに、色の配色も大切です。誰でも簡単に「っぽくなる」ポイントは3色まとめる・濃い色の背景では白文字・色の意味を考えるです。
色の意味とは、、例えば青色はどんなイメージを持たれやすいのか?オレンジは元気なイメージがあるなぁとか。黒と黄色は警戒色かぁなど。調べてみると楽しいかもしれません。
まとめると
・文字を多用しない
・注意書きは最小限に
・判断よりも比較させる
・色の配色を大切に
です!またデザインについては別の記事でも書きたいと思っています。
【聴覚】心地よくなるBGM
サービスにあったBGMを流す
ある研究では適切なBGM、心地いいBGMを流すことでお客さんは長い行列や長い待ち時間に耐えることができることが分かったそうです。確かに電話を待っている時によくBGMが流れていますよね。
ブランドに合ったブランドBGMを流す
多くの企業ではコマーシャルを流す際に「音」に多くのお金をかけて、顧客の気をひかせる努力をしています。最近ではソニー損保の音もよーく聞いていると「ソニー損保」の掛け声少し変わった気がする。そして最近はまた微妙に変わっていました。少しずつ調整して一番いい音を探しているのでしょうか?
確かにこのBGMといえばあの商品!とテレビを見ていなくてもわかるものがいくつかありますね。
音楽以外の音
有名なところではメルセデス・ベンツのドアを閉める音があります。あの有名企業にも「ドアを閉める音」専門のプロジェクトチームがあるそうです。
僕が好きでたまにいく岐阜市にあるパン屋さんでは、逆にBGMを一切流しておりません。なぜか?それはパンを作る音を聞いて欲しいからだそうです。包丁の音やパンを焼く音、焼きたてのパンをトレーに出す音、スタッフの声など、、。そこのお店ではBGMは流れていないのに何時間も座っていられる心地よさがあります。音を聞きながら出てくるパンをイメージしたり、食後のコーヒーを飲みながら音でパンを楽しむことができます。
ぜひ、パン屋さんではBGMは消してパンの音を楽しめる工夫をしてみてください!
さらにこの「音」を操る最後のポイントとしては流し続けることが大切だそうです。耳に残るようにこの音といえばあの商品!と広まれば十分マーケティングは成功したと言えるのではないでしょうか?
【味覚】人間本来の求める味を
人間は感覚的動物である
私は特別、食に気を使っているというわけではありませんがスーパーでは日本産を購入したり、あきらかにヤバそうなものは摂取しないようにしています。
こちらも別の記事で書いてみようと思いますので、簡単に。
まずは人間はどういう動物であるのか?なぜ人間の歯は「切歯」「犬歯」「臼歯」があるのか?という事を調べれば簡単に説明ができます。
また、人間の脳は噛むという動作で刺激を受け取ることができ、「噛みたい!」という欲があるそうです。(飲み込むことにも欲があるそうです。)
ということは、人間という感覚的動物が本能的喜ぶ栄養素を摂取できつつ「噛むこと」「飲み込む」という欲を満たせば自然と食べたくなるということですね!
【嗅覚】を刺激して売る
匂いは意識的な思考を経ずに記憶や感情を呼び起こす
ある実験ではナイトクラブにオレンジやペパーミント、海の香りで満たしたところ、お客さんが踊る時間が増えるという結果が出たそう。さらにカジノで行われた実験では良い香りをフロアに漂わせるとベットする金額が45%も増えたそうです。
嗅覚ブランディング:意図的に独自の匂いを持つことでまたあそこにいきたい!と思わせることも可能であるとされている。その際に重要なのは「一貫性」と「独自性」。営業マンなども人と会う機会が多い方は自分オリジナルの匂いを持ち、お客さんの嗅覚をコントロールしてみてもいいかもしれない。
嗅覚ブランディングのリスク:香水やフレグランスなどは少量で良くも悪くも大きな効果を発揮してしまう。例えば良くある話、寿司屋で香水をつけてしまっては寿司屋本来の匂いを楽しめない。寿司屋なら寿司屋の。パン屋ならパン屋の。ナイトクラブにはナイトクラブの。それぞれに合った匂いを持つことも心がける必要がある。
【触覚】なるべく自然に触りたくなる
ここで例を挙げるのは「ポテトチップス」です。
あのなんともいえない食感、何度でも食べれてしまう硬いような柔らかいような食感。たまりませんよね!私も大好きでついつい食べてしまいます。
このように「触覚」ではなぜか触れたくなる。という脳の仕組みを使用してあらゆるマーケティングが立てられています。そしてそれをイメージさせやすいように、デザインの中でも。「カリッ」「ふわ」「ポリッ」などといった効果音も視覚で捉えられる仕掛けもよく目にしますよね。
お皿や箸、スプーンなどでも同じで持ちやすいものに少し工夫することで、売上が上がるそうです。
まとめ
このように改めて「五感」と「マーケティング」について学んでみると、知らず知らずの内にコントロールされていたと思い知らせれましたね。
広告やSNSなどを頑張ってもなかなかリピートが増えない、、という方はこの「五感」を意識して顧客の五感をコントロールしてみてはいかがでしょうか?
次回は「脳が喜ぶブランディング」について!
本日は日曜日、社会人サッカー頑張ってきます!
ABOUT US