こんにちは!
今回も前回に引き続き「脳科学」と「マーケティング」について勉強していきたいと思います!
今回は少し短めなのでシンプルにまとめる予定です!
脳は知っているブランドを愛する
ブランドは感覚に勝る
ある研究では、知名度のあるブランドと知名度があまりないブランドを示した場合、知名度のあるブランドの方が「肯定的感情」「報酬」「自己認識」と関連する脳が活性化したそうです。それに対しあまりないブランドでは「否定的感情」が活性化したそうです。
例えばコカコーラとペプシ、どちらを飲むかわかった状態で飲むとコカコーラの方が美味しいか?という実験ではほぼ全ての方がコカコーラと答え、脳も活性化するそうです。
しかし、「ペプシチャレンジ」という広告を覚えていますでしょうか?
目隠しをした実験者にコカコーラとペプシを飲み比べてもらい、常にペプシが勝利する。という広告です。その広告の効果によって規模では遥かに上回るコカコーラに攻勢をかけ続け、今では世界中に愛されるペプシブランドが誕生しました。
このようなブランド確立をさせることが、愛され続ける一つの理由ですね。
ブランドを露出し続ける
人が関心を払っていないように見えても露出し続ける
関心を持っていないように見えて、人間の脳は一度見たものは記憶する。この回数が多ければ多いほど積み重なり効果を発揮するそう。さらに人間には主要な視覚処理システムに加えて、もっと原始的なシステムを兼ね備えており、潜在意識的に直接情報を送っているみたいです。それを実証する現象が「感情的盲視」です。目の見えない方に怖い画像を見せたところ本人は自覚はしていないが脳では怖いという感情が反応することがわかった。
このように見ていないと思っていても脳ではその情報をキャッチしています。そして積み重なった情報はブランドとなり馴染み深いものとなっていきます。
「注目」がないから「結果が出ない」とは限らない、露出し続けることがポイントで、ブランドになっていけば従業員も失礼な態度を取れなくなります。
ファンを従業員にする
献身的情熱家を雇おう
まずここでは情熱と熱血は全く違うものと考えます。
レッドブルが人気になる前の有名な話があります。レッドブルの営業マンが自ら、空き缶をクラブやバーに空き缶持っていき店の目立つところに置き続けていたという話です。
情熱は伝染します。情熱を持った従業員がいれば社内が情熱に溢れ、顧客にも伝わり、その顧客からまた顧客に伝わり、、いい循環が生まれます。
現在では雇用よりも業務委託契約でプロジェクトごとに集まり仕事を進めていくケースが増えました。弊社もそのような形をとっております。こうすることでより専門的なメンバーが集まり、得意なこと情熱を持っていることでプロジェクト進めてくれます。不合理な縛りや規則はなくより熱を持って仕事に打ち込めるので現状ではとてもおすすめです。
私たちVS彼らというアプローチ
商品ではなく、人を対比させる
情熱的なメンバーが集まった次は、その商品に対する忠誠心(プライド)を作ることが大切だとされている。そこで重要なのが「対立軸」を作るということ。
対立軸を作ることでその商品のファンは他のブランド集団へぼ反感を深める傾向にあるとされている。例えばアップルの「Mac」ではMac VS 他のパソコン(主にWindows)が挙げられるアップルの広告では実際の商品に関する情報はほとんど伝えず、他のパソコンを使った場合どうなるのか?というような茶化した広告が多い。その際ポイントとしては必ず商品ではなく人で対比させていることだそう。Macを使用している素敵な自分とMac以外を使用している可哀想なあの人。このような広告をうまく使い、顧客の脳が喜ぶブランディングをしてきたのが今も世界中に愛されるブランドを作った要因の1つですね。
まとめ
顧客もグループの一員だと思わせる
脳が喜ぶブランディングをすれば、愛され続けるブランドになるということが学べました!
露出し続ける
↓
知ってもらう
(見られていないと思っても脳は認識していることを理解する)
↓
ファンを従業員にし、情熱の伝染を起こす
↓
対立軸を作り自分もメンバーの一員だと思わせる
広告を出すときは「商品」ではなく「人」に注目させる
今回はブランディングについてでしたが、ポイントポイントで抑えるべきものがわかったような気がします!
引き続き勉強していきます!
次回は「紙媒体と脳の相性がいい理由」についてです!
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